MySQL 5.5.8をcmakeでインストールする

1.前提
OS : CentOS 5.5 x86_64
MySQL : 5.5.8
作業は基本的にrootユーザで実行します。

2.ユーザの追加

 groupadd mysql
 useradd -g mysql mysql

3.ディレクトリの作成
MySQLをインストールするディレクトリを作成します。

 mkdir /usr/local/mysql_5.5.8

4.インストール
/usr/local/src/にmysql-5.5.8.tar.gzを配置します。
ここでは、インターネットからダウンロードして、FTPなどで既に配置してあるものとします。

 cd /usr/local/src/ 
 tar -zxvf mysql-5.5.8.tar.gz
 cd mysql-5.5.8


MySQL 5.5.8ではcmakeによるインストールが推奨されています。なので、cmakeを使います。

 cmake . -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/mysql_5.5.8/
 make
 make install

他にもオプションが指定できそうですが、詳細はまだ理解できていません。

次にディレクトリの所有権を変更します。

 chown -R mysql:mysql /usr/local/mysql_5.5.8

データベースを初期化します。

 cd /usr/local/mysql_5.5.8/
 ./scripts/mysql_install_db --user=mysql

rootユーザで自動起動も設定しておきます。

 cd /usr/local/src/mysql-5.5.8/
 cp support-files/mysql.server /etc/init.d/mysql 
 chmod +x /etc/init.d/mysql
 chkconfig --add mysql

以下のコマンドを実行して状態を確認します。期待したランレベルでonになっていれば問題はありません。

 chkconfig --list

実行環境に合わせて、起動スクリプトを変更します。

 vi /etc/init.d/mysql
 basedir=/usr/local/mysql_5.5.8

設定ファイルをコピーします。設定ファイルは必要に応じて編集してください。

 cd /usr/local/src/mysql-5.5.8/
 cp support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf

インストールは以上です。serviceコマンドで起動しましょう。

 service mysql start


以下のコマンドでログイン出来れば、インストール成功です。

 /user/local/mysql_5.5.8/bin/mysql -u root

今後はcmake時のオプションや、InnoDBの理解を深めていきたいです。